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【バレ注意】まちカドまぞく考察:ヨシュアは本来はリリスの子孫ではない!?(前編)

まちカドまぞく 考察:ヨシュア

ヨシュアは本来はリリスの子孫ではない!?(前編)

今回は3巻までの一部ネタバレがあります。ヨシュアの正体に迫る本丸の解説前編です。

引用が少ない上に場合分けが多いですが、ご容赦ください。ヨシュア考察は「ヨシュア(まちカドまぞく)」というタグをつけているので、 一連の他の記事を読みたい方はタグからご覧ください。

 

 

 

結論:ヨシュアは、何らかの突然の事故によってリリスの子孫と魂が融合しています。外見と中身が違います。

 

 

「正体や由来が分からない」と言い出す状況とは

リリス「余にもおぬしの父の正体や由来が良く分からぬ」

清子がヨシュアに関する隠し事を打ち明けた後、リリスはシャミ子から話を聞いてヨシュアについて正体が分からないと言っています。更に、シャミ子たちとヨシュアについて相談するつもりだったと言っています。

 

他の方の考察を見るに、「正体が分からない=由来が分からない」と勘違いしているように見える方が多かったので、少し詳しく説明します。

 

由来が分からないのは問題ない

由来が分からないだけなら分かります。

 

ヨシュアが孤児でヨシュア自身も親戚や由来を知らない場合

・ご先像が倉庫にしまわれたりして引継ぎに世代ジャンプが生じて、リリスヨシュアの親戚を誰も知らず、由来が分からなくなる場合

 

こうした状況なら何も不自然なところはなく、十分にあり得る状況です。

十分にあり得る状況ならばシャミ子たちに相談する動機になりません。

 

単にヨシュアの由来を聞き忘れたという状況でも同様です。聞き忘れたのなら普通に「聞き忘れた」や「確認できなかった」と言っているでしょう。

例えば、親戚の集まりで初顔と話したが、後で「あいつはどこの誰か聞き忘れた」という時に「あいつの正体や由来がわからない」とは言いません。

自分が聞き忘れただけなのに「正体や由来が分からない」と言い出して不審がるのはおかしいですね。

 

由来が分からないではなく、正体が分からないと言い出す状況が本当の問題です。

 

正体が分からないと言い出す状況とは

リリスヨシュアの関係で例に挙げると分かりにくいので、

もう少し現実的な状況で「正体が分からない」と言い出す状況を挙げてみましょう。

 

・相手は一般人のはずなのに、大物政治家やヤクザの組長と知り合いだ

・相手は初対面の他人のはずなのに、自分の家族とやたらに親しい

・相手は昔からの知人のはずなのに、共有しているはずの記憶に齟齬がある

 

つまり、相手を一般人や知人に一度分類してから、相手に「一般人」や「知人」にそわない行動や言動があった場合に「正体が分からない」と言い出すものなのです。

 

ジョジョ4部を知っている方でしたら、吉良吉影川尻早人の父親に成りすましていた際に「(早人を)殺さなくてはならないところだった」というセリフを聞いた早人の状況ですね。

父親のはずなのに明らかに父親のものではないセリフだった、と。

まちカドまぞくでは、そこまで深刻ではないようですが。

 

では、リリスヨシュアの関係の説明に立ち戻ります。

リリスから見たヨシュアは「親戚」のはずです。

正体が分からないと言い出すという事は、リリスから見てヨシュアに「親戚」に沿わない行動や言動があったという事です。

 

一旦、情報の整理

ここで一旦、分かる範囲での考察をしてみましょう。

不審な行動だが、そこまで深刻ではなかった

ヨシュアに親戚として不審な点があったと言っても、危害を加えてくるような行動や言動ではなかったと思われます。

もし危害を加えてくるような言動があったとしたら、父親に気をつけろ位の忠告をシャミ子にしているでしょう。

何かがおかしいという程度の相談しかしていないという事は、そこまで深刻ではなかったと思われます。

リリスヨシュア以外の第三者の親戚はいない

リリスヨシュア接触していた期間には第三者の親戚はいないと思われます。ヨシュアと同時期にリリス接触できる第三者がいたら、第三者からヨシュアの正体や10年前の事を聞けるはずです。が、第三者の事を話したり、聞いたりする様子はありません。

夢を掃除する能力をリリスの前で使っていない

シャミ子の夢を掃除する能力は夢魔の能力ではない事を前回記事にしました。夢を掃除する能力がヨシュアのものだったとして、リリスの前で使っていないと思われます。

itameshitsukuruyo.hatenablog.com

リリスヨシュア以外の第三者はいないので、使うとしたらリリスに向けて使うはずですが、

リリス「余も基本負けた記憶は即座に埋めてるぞ!!」

リリス「一番ダメなのは…いやな記憶をなんども心の中で反芻しちゃう奴だ」

リリス「そういう奴の夢はな…ドロドロで動きづらい」

というセリフからリリスは、そういうドロドロの夢になった状態に覚えがないようです。

つまり、夢を掃除する能力をリリスに対して使う理由がありません。

また、偶発的にリリスの前で能力を使って怪しまれた可能性もあります。

しかし、その場合、リリスはシャミ子も夢魔以外の能力を使えるのではないかと確認を取るでしょう。シャミ子にわざわざ相談しているのに確認を取らない理由が思いつきません。

 

ここまでのまとめ

・「由来が分からない」というのは十分にあり得る状況で「正体が分からない」と言い出すのが本当の問題

・「正体が分からない」と言い出すということは、 リリスから見てヨシュアに親戚として沿わない行動や言動があった

ヨシュアに不審な行動はあったが、そこまで深刻ではなかった

リリスヨシュア接触できた期間に他の親戚はいない

ヨシュアは夢を掃除する能力をリリスの前で使っていない、能力は不審に思った点ではない

 

ここらで勘の良い方は気づいているかもしれませんが、リリスヨシュアに関する情報をほとんど得ていません。例えば、なんとかの杖について、ヨシュアの正体に関するような重要部分(メイドインメソポタ、一族の魔力を増幅する等)は清子が説明しています。

 

何故、先祖であるリリスよりも清子の方がヨシュア一族に関する重要な情報を持っているのでしょうか? 

ヨシュアが意図的にリリスに情報を渡していない、隠し事をしているように感じますね。

 

 後編に続きます。

 

 

itameshitsukuruyo.hatenablog.com