【バレ注意】まちカドまぞく考察:シャミ子は光の一族の契約を更新する資格がある!?
まちカドまぞく 考察:ヨシュア編
シャミ子は光の一族の契約を更新する資格がある!?
今回は5巻までのネタバレがあります。ヨシュアの正体と伏線を解説しますが、今後の展開に大きくかかわってくるので、このようなタイトルになっています。なお、前回記事を見ていない方はご覧ください。
itameshitsukuruyo.hatenablog.com
なお、ヨシュア考察は「ヨシュア(まちカドまぞく)」というタグをつけているので、 一連の他の記事を読みたい方はタグからご覧ください。
結論:ヨシュアは光の一族の契約を更新する資格がある。娘であるシャミ子や良子も契約を更新する資格がある。
何故、リリスに正体を知られていけないのか
前回記事でヨシュアは『「他の親戚を知らない」という状況について、経緯や原因を理解しているが、リリスに知られてはいけないとヨシュアは判断している』と書きました。
何故リリスに知られてはいけないのでしょうか?
私は最初、リリスの子孫の肉体を乗っ取ってしまった事について、ヨシュアには後ろめたさがあって隠しているのかと思っていました。
しかし、ナレーションや清子から分かるヨシュアの人物像は、まぞくに偏見のない成熟した大人に見えます。
成熟した大人なら後ろめたさを持ったままにせず、リリスに事情を話して謝罪すると思います。
ヨシュアの人物像から考えると知られてはいけない事情とは、ヨシュアの個人的事情ではなく、他の人々に迷惑がかかるからだと考えた方が良さそうです。
そして、本来はリリスの親戚でない事ではなく、もっと広い範囲の意味を考えるとヨシュアの正体をリリスに知られてはいけないのではないでしょうか。
秘密にするのが本来はリリスの親戚でない事だけだと、リリスとその子孫だけで関係が閉じてしまいます。
他の人に迷惑をかける可能性を考えると、ヨシュアの正体全般をリリスに知られてはまずいと考えた方が良いでしょう。
正体を知られてまずい事
リリスは封印されていて誰にも危害や迷惑をかける事はできません。リリスが危害をヨシュアに加えようとしても、ヨシュアは通称なんとかの杖で自衛できます。
では、他にまずい事と言うと、リリスの封印が解けてしまう可能性があるのではないでしょうか?
小倉「仮に闇のパワーで光の封印を溶かそうとしたら」
小倉「不可能ではないけど」
小倉「油性ペンを圧倒する程 大量の水を何年もかけ続ける作業になる」
小倉によるとまぞくの力では光の一族の封印を解くのは非常に困難だそうです。
シャミ子の呪いを軽くする際に桜の魔力を犠牲にしているので、ヨシュアは光側の魔力を持っていないと思われます。
光側の魔力を持っているとしたら、シャミ子にかかった呪いを解くのに自分の魔力を使うでしょう。
つまり、ヨシュアの魔力でリリスの封印を解くのは実質的に不可能です。
残った可能性としては、ヨシュアが光の一族の契約を更新する資格がある場合です。
この場合の最悪のケースは、リリスにヨシュアの正体がばれて、リリスから夢魔の洗脳能力によって契約内容をまぞくに有利なように更新される事です。
ヨシュア一人ですべてを実行できるわけではないでしょうが、リリスに正体を知られるとリスクがかなり大きくなります。
そして、ヨシュアが光の一族の契約を更新する資格がある程の重要人物である伏線が、いくつかあります。
・シャミ子がまぞくに目覚めるまでリリスは接触できなかった
リリス「余の力を持ってすれば 本来子孫の意識に呼びかけるくらいたやすいはずなのだ」
リリスは子孫に呼びかけるのは本来簡単だと言っています。しかし、シャミ子に呼びかけられなかったのは、携帯電話のアンテナに例えてシャミ子がポンコツだったからと説明しています。
携帯電話のアンテナが立たないのは、携帯電話本体に問題があるだけではなく、携帯電話が電波受信の範囲外にある可能性もあります。
つまり、実際にはシャミ子はリリスとの縁から程遠い、光側に属していたからリリスは接触できなかった可能性があります。
イメージ的には、リリスが牢屋に入っている囚人で、本来はヨシュアやシャミ子は牢屋の外から囚人を管理する側です。
リリスが牢屋の外にいるヨシュアやシャミ子に本来、接触できるはずがありません。
しかし、ヨシュアとシャミ子はまぞくになってしまって、牢屋の内外の境界線に立ってしまったので、リリスに接触されてしまったという事ではないでしょうか。
あくまでこれはイメージですが。
・シャミ子が夢魔以外の能力を持っている
itameshitsukuruyo.hatenablog.com
シャミ子が夢魔以外の能力を持っている事を以前書きました。おそらくはヨシュアから受け継いだものでしょう。ヨシュアの能力だとすると平和すぎる能力ですが、詳しくは次回、解説します。
・シャミ子と良子がメタ子から神託を告げられている
シャミ子か良子がメタ子を抱いている時は、常にメタ子は「時は来た」と神託を告げています。
良子に至っては目が光るくらいに激しい反応をしていますが、シャミ子と違ってまぞくになっていないからでしょう。
そして、本当に注目すべきなのは、シャミ子がまぞくになっていたとしても神託を告げられる資格がある事です。
ヨシュアもまぞくになっていますが、それだけの重要人物である証明になります。
まぞくになっていたとしても、ヨシュアやシャミ子には光側にとって重要な役割があると考えられます。
この重要な役割というのが契約を更新する事ではないでしょうか。
(他の方の考察を見るに、何故かシャミ子に神託が告げられている事は無視する人が多いのですが、よくわかりません)
・リリスも正体に気づいてる!?
リリス「シャミ子はアホアホだが何かを持っている」
リリス「閉じ込めておくにはもったいないまぞくなのだ」
リリス「いつかきっとおぬしの封印だって解いてみせるぞ」
シャミ子が蛟に囚われた際、リリスはシャミ子がいずれ蛟の封印だって解けると啖呵を切っています。
切羽詰まっているとはいえ、余りにも脈絡のないはったりを利かせるのは逆効果です。
しかし、はったりではあってもある程度の根拠があったら効果があります。
つまり、リリス は確信を得ていないまでも、ヨシュアやシャミ子が本来は光側の関係者である事に気づいているのではないでしょうか。
その違和感に気づく事ができれば、ここまでの考察と同じような過程でヨシュアの正体に薄々と気づく可能性があります。
リリスがどの時点で気づいたのかは分かりません。可能性が高いのはなんとかの杖が伝説級の杖である事が分かってからでしょうか。
・良子が魔法少女の素質を持っている
ジキエルから魔法少女にならないかと良子が勧誘を受けています。
これを清子が元魔法少女だったという根拠にして考察している方は多いですが、おそらくはヨシュアの伏線です。
清子が元魔法少女だった説に関しては、ヨシュアの伏線が分かりにくいのが大きいのですが・・・
後日、記事にするかもしれません。
まとめ
・ヨシュアには光の一族の契約を更新する資格がある
・リリスにヨシュアの正体が知られてまずい事とは、光の一族の契約内容に干渉してくる事
・リリスの夢魔の能力でヨシュアの判断が左右される事をヨシュアは恐れた
・ヨシュアやシャミ子が本来は光側に属する事を示す伏線がいくつかある
・特にシャミ子と良子がメタ子から神託を告げられている事が、まぞくになったとしても光側にとって重要な役割がある事の証明
⇒ヨシュアは光の一族の契約を更新する資格がある。娘であるシャミ子や良子も契約を更新する資格がある。
以上がまとめになります。
ヨシュアに関してはもうちょっと書けますが、またの機会にします。
拙い文章をここまで読んで下さってありがとうございます。
次回は、シャミ子の能力の真の意味を解説します。
また読んでいただければ幸いです。