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まちカドまぞく考察(入門編)

『まちカドまぞく』にある謎は単行本5巻までで解ける?

 『まちカドまぞく』には10年前の事件、6年前の事件、ヨシュアの正体、小倉しおんの正体・・・といった詳細不明な謎があります。

このうち、実は6年前の事件とヨシュアの正体は考察すると単行本5巻まででかなりの事が推察できます。

 

 

6年前の事件とは?

・杏里「6年位前に(桃が)世界を救ったらしいよ」

・世界を救った事について「同僚が強かったから」

 

6年前に世界が危機に陥った際に桃が活躍したのが噂かニュースになっているようです。

世界の危機がどのようにして起こったかも謎ですが

 

ミカン「(桃に対して)貴方 昔はもっと元気だったじゃない!!この数年で何があったの」

ミカン「小学校の頃も何度か組んだけど、もう少し笑顔だったわ」

 

6年前の事件は桃が暗くなった時期とも重なっていて関連性があるようにも見えます。桃にとって辛い出来事や違和感のあるシーンを追えば、6年前の事件も考察できそうです。(このあたりはアニメでも伏線が追加されています)

 

ヨシュアの正体とは?

リリス「余にもおぬしの父の正体や由来が良く分からぬ」

メソポタミア由来の伝説級の杖(通称:なんとかの杖)を持ち込んでいる

 

血縁であるはずのリリスから正体がわからないと言われています。親戚から「正体がわからない」と言われるのはどんな状況でしょうか?

リリスから何か怪しまれる事がヨシュアにはあったようです。

そして、伝説級の杖を持ち込んだのはヨシュアからのようです。どうやって手に入れたのでしょうか?

なお、ヨシュア関連ではアニメならではの伏線も追加されていますね。

 

何かと旧約聖書ネタが多い

・桃のナビゲーターはメタトロンで神託を告げる役割がある

・なんとかの杖の元ネタはアロンの杖

・清子「お父さんも「隣人とは分かち合え」的な事を言っていました」

ヨシュアが封印されているミカン箱は契約の箱

 

『まちカドまぞく』では何かと旧約聖書に関するネタが出てきます。

メタトロンが神託を告げるというメインの役割をするのは珍しく、新約聖書からのモチーフではない事がうかがえます。

また、アロンの杖というモーセが海を割った時に使った杖は正にチートアイテムの扱いです。

どうやら旧約聖書と照らし合わせる事で見えてくるものもありそうです。

 

 

というわけで、考察できそうなネタを紹介してきましたが、

それだけでなくキャラクター達が生活感のあるポンコツさによって息づいているような愛くるしさもあって私の好きな作品の一つになっています。

 

6年前の事件についてもう少し深く掘り下げた謎解き編を明日更新します。